ウルトラマンR/B(ルーブ)の魅力を徹底解説！ネタバレあり

こんにちはコモリーです！前回タイガの魅力解説を行っていましたが、今回はウルトラマンルーブについて語っていこうと思います！

ウルトラマンR/B(ルーブ)の魅力を徹底解説！ネタバレあり

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それではさっそくいきましょー

コモリー「今回はこのスタイルで行くよ！」

妻「え！？私達のアイコンは？吹き出しは？」

コモリー「いやぁ書くことが多いと吹き出しオンリーは逆に見づらいかなって」

初心者ウルトラマン

コモリー「まずはここから触れたいよね！」

妻「今作は防衛隊もいなければ、主人公の湊兄弟を導く人もいないよね」

コモリー「前半のコメディ感溢れる展開はここを強調しているように感じるね！」

妻「光線の出し方もわからなければ、空の飛び方もままならない。そんな姿が面白かったよね」

コモリー「でも、師匠や防衛隊がいないからこそ、自分達が家族や街の平和を守らなくてはいけない。その為に湊兄弟は様々な作戦を編み出したり特訓をしていくんだ」

コモリー「それと戦いは基本1体の強敵に2人で挑むスタイルだったけど、苦戦→作戦or特訓→撃破という流れだから二対一であることに卑怯さを感じさせない見せ方だったね」

コモリー「あと、一般人だけどヒーローとして成長していく姿はカッコ良かったよ」

妻「ウルトラマン”らしさ”はないけど、ヒーローはしてるイメージだったね」

コモリー「そこが次に話す前半の宿敵、愛染マコトとの対比になっていて、前半のテーマの核心になっていくよ！」

宿敵　愛染マコトと前半のテーマ

妻　「最初は暗躍しつつ、ウルトラマンオーブダークに変身するのを狙っていたよね」

コモリー「彼についても語りたいことはいっぱいあるけど、一言で言うなら”ウルトラマンに憧れた少年”かな？」

妻「少年というより大きいおともだ」

コモリー「それ以上はいけない」

コモリー「冗談は置いておいて、愛染マコトがやっていたことは壮大なごっこ遊びだったよね？」

妻「確かに、オーブダークに変身できるようになった後は自分で怪獣を呼び出して、自分で倒すマッチポンプ展開だったね」

コモリー「彼にはウルトラマンらしさはあるけど、ヒーローとして誰かを守りたいという気持ちが欠けているんだ。ウルトラマンらしさ、カッコよさのみを求める愛染マコトとウルトラマンらしくはないけれど、誰かを助ける為に戦う湊兄弟、どちらがヒーローかは一目瞭然だよね！

コモリー「ウルトラマンであることは形から入ることじゃない。弱くてもカッコ悪くても誰かを助けたいと願い、実行できることこそがウルトラマンの本質なんだ」

妻「なかなか他の作品だと見ないテーマだね」

コモリー「そう。ルーブという型破りな作品だからこそ語ることのできるテーマだよね！」

コモリー「前半の話の構成としては湊兄弟にスポットを当てながら、それぞれが葛藤しながらウルトラマンとして成長していく。

そして、前半の宿敵として愛染マコトと戦うことによってウルトラマンとして本質に触れ、使命に目覚めていく話なんだ」

家族の物語

コモリー「今作はホームドラマとしての要素も強く持っているね」

妻「家族のやりとりがすごく楽しかったイメージがあるよ」

ちょっと頼りないけど、いざという時は子供達を諫めてくれるお父さん、ウシオ

堅物だけど、責任感が強く面倒見の良い長男、カツミ

マイペースで自由奔放だけど、行動力は人一倍ある次男、イサミ

誰とでも仲良くなれる末っ子の妹、アサヒ

事情があって子供と一緒に暮らせていなかったけど誰よりも子供達を想っているお母さん、ミオ

コモリー「どう？誰かに自分を重ねてしまわない？」

妻「子供の頃ならカツミ、イサミ、アサヒに感情移入しそうだね。今だとやっぱりお母さんのミオかなぁ」

コモリー「以外に大人になってから見てもカツミ、イサミの気持ちわかるんだよね。兄妹あるあるみたいな感じかな」

コモリー「終盤は家族が協力して危機に立ち向かっていくよ！」

妻「湊家族について印象に残っていることはある？」

コモリー「最終盤のウシオとミオかなぁ。2人はカツミとイサミを戦わせないよう必死で止めたり、ミオは自分の力でルーゴサイトを異次元に追放しようとするんだ。ウルトラマンであっても大切な子供達なんだよ。やっぱり戦わせたくないよね。」

コモリー「これはカツミ達に感情移入する立場だとイライラしてしまう展開かもしれないね。ただ、自分自身が親になって見ると両親の気持ちもわかるんだよね…」

妻「その2人を兄弟が越えていく展開も良かったね」

コモリー「やっぱり親が思っている以上に子供の成長は早いと言うことだよ。あっという間に大人になっちゃうんだね…」

第二の宿敵　美剣サキ

コモリー「先に湊家の家族について話したけど、後半になると他の家族、父のウシオや妹のアサヒ、母のミオにもスポットが当たり、家族の物語が展開されていくよ。

そこに物語のキーとして現れるのが美剣(ミツルギ)サキだね」

コモリー「それでは、後半の宿敵ツルちゃんこと美剣サキについて語っていくよ」

妻「始めは謎の少女として現れたけど、徐々にその目的が判明していったよね」

コモリー「彼女は湊兄弟が力を使うウルトラマンロッソ、ブルの妹だったんだ。厳密に言うと先代ロッソ、先代ブルだね。先代達と美剣サキはこの物語が始まるずっと昔にルーゴサイトという怪獣と戦うことになった。その時に先代ウルトラマン達は妹である美剣サキを残して死んでしまったんだ。」

コモリー「美剣サキが湊兄弟と戦う理由だけど、兄達の力をチャランポランな一般人に使われることが許せなかったんだね。2人のことを偽物ウルトラマンとしてとも言ってたしね」

妻「そこだけ聞くと愛染マコトが湊兄弟と戦った理由に似てるような気もするね」

コモリー「彼女の場合はもっと本質的な所だね。戦士としての誇りを持って戦った兄達、そして自分が命をかけて厄災ルーゴサイトを葬ろうとしている。

コモリー「その戦いに家族の絆や理想論を語ったり、緩い一般人的な側面がある兄弟達が関わってくることが許せなかったんだろうね。」

コモリー「ただ、美剣サキの兄達の変身アイテム、ルーブジャイロは湊兄弟を所有者として認めている。それと、湊兄弟は自分の兄達がついに変身することが叶わなかった合体戦士、ウルトラマンルーブに変身できるようになるんだ。そのことに美剣サキは戸惑うことになるね」

妻「何でルーブジャイロは湊兄弟を認めたの？」

コモリー「湊兄弟が前半を通じてウルトラマンとしての使命に目覚めたこともあるけど、散っていった先代ウルトラマン達と同じ本質を持っていたからだよ」

妻「本質って何？」

コモリー「家族を想う気持ちだよ。先代達は妹を助ける為に散っていった。湊兄弟も妹アサヒを守るために戦っているからね。」

妻「ルーブへの変身はなぜできたの？先代達を超えたってこと?」

コモリー「これについては人によって色々考えがあると思うんだけど、僕としては湊兄弟の想いが妹のアサヒを通じて一つになった、そこに先代の想いも重なったんじゃないかな。受け継がれたからこそ辿りついた境地なんだと思う。」

コモリー「そのことが理解できない美剣サキだったけど最終決戦の最中、自分を庇った湊兄弟に自分の兄達の姿を重ねて、全てを理解するよ。そうして湊兄妹に後を託して散っていったね」

妻「美剣サキはアサヒともよく絡んでいたよね」

コモリー「お互いウルトラマンの妹という共通点もあるし、アサヒ自身が人を想う結晶のような存在だからじゃないかな。兄達の復讐に取り憑かれた美剣サキもアサヒと接することで少しずつ人間らしい感情を取り戻していった気がするね！」

ゲスト出演について

コモリー「コメディ色の強い兄弟だから他のウルトラマン達と並んでも独自の魅力を放ってるよね」

妻「緊迫したシーンでもちょっと和むやりとりをしてくれる印象だよ」

コモリー「一転してルーブになったらもうめちゃくちゃかっこいいよ！この辺りの活躍はウルトラギャラクシーファイトを見てもらえればと思います！」

妻「劇場版タイガだとカツミ、イサミの活躍が目立ってたよね！」

コモリー「特にイサミのマイペースさが良かったなぁ。相変わらずのやりとりにも注目だね」

まとめ

コモリー「いかがだったでしょうか？ウルトラマンR/Bは家族にスポットを当てた新機軸な作品でありながら、ウルトラマンの本質にも迫る意欲作だと思います。」

コモリー「それに今回色々見返して見て思ったけど、誰の視点で物語を見るかでもかなり見え方が違ったよ！」

コモリー「湊兄弟の成長の物語と見るもよし、妹の物語として見るもよし、両親から見た我が子を思う物語として見るもよし、美剣サキを主軸に彼女の変化を楽しむもよし、色々な楽しみ方ができるね。」

妻「見る人によって異なる感想が出そうだね！」

それではまた次回お会いしましょう！

ではでは～

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