ウルトラマンタイガの魅力を徹底解説！！(ネタバレあり)

内容今回はネタバレ含んで話していくよ！

前回のまとめは見どころ解説っ！今回はテーマも含めて話していくよ！トレギアも以前紹介したしね！

まずはここに触れたいよね

今作はそれぞれ性格の違った3人のウルトラマンが主人公のヒロユキ君と融合することで変身してるんだよ。それぞれが意思を持ってることが重要で、見ている方としてはちゃんと別のウルトラマンに変身しているように見えるんだよね。

ちなみにタイガ達の特徴はこんな感じだよ

3人はトライスクワッドというチームを作っていて強い絆で結ばれている。前半はこれを敵であるトレギアに突かれることでタイガはトレギアの罠にハマっていくんだ。

後半はトライスクワッドに地球人のヒロユキ君も加わり、トレギアの策謀を乗り越えることで、4人の中により強固な絆が生まれていくよ。

地球サイドの登場人物達もタイガたちに負けず劣らず個性的だったよ。

地球人だけど種族に関係なく助けるカナ社長

宇宙人だけど仲間思いのホマレ先輩

熱血キャラだからこそ真っ直ぐ相手に向き合うヒロユキ君

お調子者だけど有能で優しいピリカちゃん

ここにタイガ達も加わるからすごく賑やかだったよね。

これだけメンバーが多いと話がまとまりきらなさそうだけど、物語の主軸はタイガとヒロユキ君の成長物語だからタイタス、フーマやイージスのメンバーは2人をフォローする存在として描かれていたかな。見ていてわかりにくいとは感じなかったよ。

後でテーマについても書いていくけどこの賑やかさが重要な意味を持っていると思うんだ

戦闘シーンもとにかく凄かった！一作前のウルトラマンR/B劇場版でもCGがすごいと思ったけど、それをTVで見られるなんて…

それもただCGを使っているわけじゃなく、街を見下ろしているシーンに使ったりしているからウルトラマンがそこにいるっていう現実感をすごく感じられたよ

伝統のミニチュア特撮についてはニュージェネ初期の作品から年々レベルが上がってきているね。

街の中で電車や車が走ってたりするとよりリアリティが出るよね！

さて、各話について語っていくよ！

話もそれぞれ、哀愁のある話、不思議な話、考えさせられる話と本当に色々な展開があるよ。先日、別記事用にニュージェネウルトラマンのオススメ回をまとめていたんだけど、タイガがズバ抜けて多かったからびっくりしたよ。

一つに決められないけどこんな感じかな

それぞれの話が本当に良いんですよね。

「円盤が来ない」はどことなく不思議な雰囲気の中に宇宙人と地球人の交流を描いた作品だし

「夕映えの戦士」は地球人のヒロユキ君とナックル星人のオダさんとの間のどうしても分かり合えない一線を描いた哀愁が漂う作品だよ

「地球の友人」はタイガの本編のテーマに迫る作品だね。差別や偏見による悲劇と宇宙人も立場を変えれば自分と同じように大切なものを持っていることを教えてくれる。

「タッコングは謎だ」は昭和らしい雰囲気の中に怪獣映画のような迫力ある映像を見せてくれる。あと、怪獣を通してどんな種族にもいいやつはいるしそれぞれに存在する事情があることを示唆してる。

「激突！ウルトラビッグマッチ」は単純明快な作品で思う存分ド派手なバトルを見せてくれるよ！あと、この回の設定は後のウルトラマンZの設定にも影響を与えているように感じるね。

各作品ともに昭和ウルトラマンへのオマージュやリスペクトもすごく感じるよ。ただ、タイガだけ見ても各回のクオリティがすごく高いということを伝えたい！

今作はかなりメディア展開に力を入れてるね

展開作品をまとめたよ！

知らなくてもTV本編は楽しめるけど、タイガ達に興味を持って、もっと知りたくなった人はさらに楽しめる仕掛けになってるよ。

今作の大きなテーマは宇宙人達との共存なんだ。

今作は宇宙人との共存という所がポイントだね。

移民としての宇宙人を描くことで偏見や差別を描いているよ。

ただ、そうしたネガティブな感情の中に理解し合える要素も含めているし、宇宙人側にも地球を愛している者もいる。

理解できない一線はあるものの最終的に手を取り合えるという物語だと言えるね。

ラスボス怪獣ウーラーの話がまさにこのテーマの総決算だったね。

本来救われるはずのなかった孤独な怪獣の魂を人間、宇宙人、アンドロイド、ウルトラマン、そして偶然とはいえトレギアも含めたみんなの力で救うという流れがこの物語を締めくくるにふさわしい話になってるよ。

本編ナレーションの言葉を借りるとまさに「奇跡の物語」と言えるよね。

トレギアの悪事についてはこちらの別記事にまとめたのでよかったら読んでね

テーマを踏まえて考えると、トレギアの役割は物語的には非常に重要だと思うんだ。

トレギアがやったことって大半が「相手の願いを叶える」ことだったよね？それが間違った願いだったとしても。

トレギアには相手の抑圧された感情を爆発させる役割があると思えるんだ。

そうして本来ぶつかることのないいさかいが起きたり、問題を顕在化させる。

そうすることで差別や偏見の上で起きる摩擦を目に見える形でヒロユキ君やタイガが超えるべき障壁にしているんだ。あくまで作劇上での話だけど。

つまりトレギアがいるからこそ、この難しいテーマを子供も見られるウルトラマンという番組に落としこむことができるんだ。

まとめ記事で悪事を色々書いたけど、やっぱりウーラーを助けて空を見上げるシーンかな。正義と光を否定し続けた彼が他者を救ったことに何を思ったんだろう？と思いを馳せてしまうかなぁ。

これは本編と直接関係はないんだけど、タイガって未熟なヒーローだから喜怒哀楽が激しいキャラクターなんだ。

これがウルフェスやウルトラヒーローズEXPOのライブステージに最高にマッチするんだよ。

知らない人に向けてまず説明すると毎年ウルトラマンフェスティバル、通称ウルフェスとウルトラヒーローズEXPOという2大イベントを行なっているんだ。

ライブステージはグレードアップしたヒーローショーのイメージかな。

そのステージに喜怒哀楽がハッキリしている主人公がいるとものすごく感情移入できるんだ。もう自然と応援したくなるよ！

それにタイタスやフーマといった仲間もいるからわちゃわちゃしたやりとりも楽しいし、ウルトラマンとしてのカッコよさももいろん持っている。

盛り上げもできるし悲しいシーンで感情移入もできる。

タイガを通して観客の子供達は物語のメッセージを受け取る。

ステージとして最高のキャラクターだね。

いやーこれまでにないくらい語ってスッキリしたよ！

あと補足しておくとあくまで個人の見解だからね！

コメント欄にみんなのタイガに関する感想を書いてるくれると嬉しいな！

ウルトラマンタイガはソフト媒体の他にもHulu等で配信されてるよ。気になった人や見返したい人はこれらで見るといいよ！

ニュージェネウルトラマン作品が多く配信されてるからね！

それではまた次回お会いしましょう！ではでは〜